【港区の妊娠・出産の助成金等】港区民は申請すべきお得な制度

出産育児のお得な制度

区役所で母子手帳を受け取る際に、港区の妊婦さんや子育て世代に対する支援事業の説明を一通り受けることができます。その中でも、特にお得な情報をまとめました(2021年4月時点の情報です。)。

妊婦健診助成金

妊婦健診費用の助成を受けるための受診票は、特別に申請をすることなく、母子健康手帳交付の際に渡される「母と子の健康バッグ」の中に入っている受診票を健診の際に持参すれば大丈夫です。

受診票は、以下の三種類です。

・妊婦健康検査14回(水色1枚、黄色13枚)

 水色は初回用で助成額10850円

 黄色は2回目以降で助成額各5070円

※自治体によっては、多胎妊娠の場合に助成回数が増えるところもあるようですが、港区は多胎妊娠でも助成回数は同回数です。

・超音波検査2回(白色2枚 助成額各5300円)

・妊婦子宮頸がん検診1回(桃色1枚 助成額3400円)

【子宮頸がん検診を7月から1月に受診する方へ】

港区では毎年7月から1月に20歳以上の女性を対象に無料で子宮頸がん健診を実施しています。ただし、実施医療機関は、区内の指定医療機関に限られます。
子宮頸がん検診(港区)
妊婦子宮頸がん検診受診票は、都内の契約医療機関で妊婦健康診査受診票と併せて使用できるものですが、費用の一部助成のため、公費負担額を超えた場合は自己負担額が発生します。
医療機関にご確認の上、いずれかをご使用してください。(併用はできません。)

引用元
https://www.city.minato.tokyo.jp/chiikihoken/kenko/ninshin/ninshin/ninpukennshin.html?=LINE

私は、妊娠前から毎年港区の無料の子宮頸がん健診を受診しています。妊娠が分かる1か月くらい前に、ちょうど子宮頸がん検診をレディース クリニックで受けたところだったので、そのことを産院での健診の際に話したところ、最近受けたばかりであれば、妊娠の初期検査として再度子宮頸がん検診を受ける必要はないとのことでした。そのため、私は、妊婦子宮頸がん検診の受診票は未使用のままです。

妊婦子宮頸がん検診の助成額は3400円までで、それを超える金額は自己負担ですが、港区の子宮頸がん検診は全額無料なので、そちらの方がお得です。無料の子宮頸がん検診実施期間であれば、産院と相談すると良いかもしれません。

★詳細はこちら↓(港区HPリンク)

妊婦健康診査
東京都港区ホームページです。

出産費用助成金

出産費用のうち、73万円を限度として、健康保険組合等から支給される出産育児一時金等を差し引いた額が助成されます(単胎児の場合。双子の場合には+40万円、三つ子の場合にはさらに+40万円が加算されます)。
嬉しいことに、港区では、令和2年12月4日から助成金算出上限額が単胎児の場合で60万円から73万円に拡大されたのです!!!(令和2年4月1日以降の出産日から遡及して対象となるそうです)

健康保険組合等の出産一時金では、一人の出産につき42万円が助成されることが多いかと思いますが、都内での出産費用はそれを上回るのが通常ですよね。港区では、一人のお子さんを出産した場合には健康保険組合等の出産育児一時金42万円のほかに最大32万円の助成金が出ることになります。

双子の場合には、健康保険組合等から出産育児一時金として42万円×2名分=84万円が助成されるほかに、港区から最大29万円の助成金が出るということになります。

★詳細はこちら↓(港区HPリンク)

出産費用の助成
東京都港区ホームページです。

港区コミュニティバス乗車券

母子手帳の交付を受ける際に、港区のコミュニティバス(ちぃばす)及び台場シャトルバス(お台場レインボーバス)の無料乗車券を一緒に発行してもらえます。

母子健康手帳が発行された日から、出産日から1年後の前月末までが有効期限で、妊産婦一人につき1枚です。妊産婦のほか、配偶者やニ親等内の親族も、乗車券裏面に氏名記載したうえで無料乗車券を利用可能です(乗車1回きつき、1枚の乗車券で1人分が無料で乗車できます。)。

双子の場合には、出産後にさらに1枚追加交付されます。また、有効期限も長くなり、双子などの多胎児出産の場合には、出産日から3年後の前月末までが有効期限となります。

港区内は、バスがたくさん走っていますので無料で色んなところに行けます。ちぃばすだと1回100円の運賃が、お台場レインボーバスだと1回220円の運賃が毎回無料になるのはありがたいです!

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コミュニティバス乗車券発行
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みなとプレママ応援事業

母子手帳交付時に、みなとプレママ応援事業申請書一式がもらえます。みなと母子手帳アプリ内「けんしん等利用予約システム」で予約の上、妊娠5カ月以降、保険所で助産師さん等の面談を受けると、タクシーや育児用品等の購入に利用できる商品券(1万円分)がもらえます(2021年4月現在)。

なお、2021年3月末までは、申請書やアンケートを郵送で受け付けており、面談も電話でOKでした。妊娠5か月以降という規定もなかったので、私は妊婦健診を数回受けたあと(妊娠4か月頃)に郵送で必要書類を送り、数日後に助産師さんから電話がかかってきて、5分〜10分くらいお話しして手続終了となりました。後日、商品券が送られてきました。商品券の金額もこのときは合計2万円となっており、港区内共通商品券(スマイル商品券)1万円分のほかに、こども商品券1万円分もいただきました。

このように最近は少し制度が変更になったようですが、それでも面談するだけで1万円分の商品券がもらえるのはお得ですよね。私は電話面談のときにはあまり相談事項が思い浮かばず短時間で終了しましたが、沢山親身に相談にのってもらえる雰囲気でしたので、面談前に相談事項をピックアップしておくと良いと思います!

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みなとプレママ応援事業(妊婦全員面接)
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港区産後母子ケア宿泊型ショートステイ事業

出産後、病院等に宿泊して母子のケアや授乳相談、育児相談が受けることができます。料金は宿泊する病院によって異なります。

事前登録が必要で、妊娠8か月~利用日14日前までに、①申請書、②申請者の健康保険証写し、③母子手帳の写し(交付日・保護者氏名の分かるページ)、④港区に所得の申告をしていない方は、世帯全員分の最新年度の住民税(非)課税証明書写しを「みなと保健所健康推進課地域保険係」宛に持参または郵送あるいは電子申請(携帯からは不可、パソコンからのみ申請可能。)で提出します。産後の退院時期を延長する等、出産後すぐに利用したい場合が多いと思いますので、必ず出産前に申請書は提出しておくべきです。申請したけど利用しなかった、でも全然OKです。

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産後母子ケア宿泊型ショートステイ事業
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産前・産後家事育児支援サービス

妊娠中や出産後(単胎児出産の場合は生後120日間、多胎児出産の場合は生後1年間)、安価で家事育児の支援サービスを受けることができます。在宅時のみ利用可能で、日常家事のみのサービスに限定されますが、民間のヘルパーさんを頼むよりも大幅に費用を抑えることができ、切迫早産等で安静にしていなければならない産前や、猫の手も借りたい産後に大助かりです。

事前登録が必要で、①申請書、②母子健康手帳(表紙と1ページ目(保護者の氏名と住所記載欄))の写しを「港区子ども家庭支援センター」宛に持参または郵送で提出します。申請後、利用決定通知書が届いてから予約ができるようになりますので、こちらも出産前に登録しておくことをおすすめします。

★詳細はこちら↓(港区HPリンク)

産前産後家事・育児支援サービス
東京都港区ホームページです。

以上が、港区で受けられる主な妊娠・出産の助成金やサービス等になります。制度は随時変わっていくと思いますので、ご利用時には必ず港区の公式サイト等をご確認いただきますようお願いします。

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