【管理入院】切迫早産 管理入院中の生活(3週間目 MFICU→一般病棟 )、プレネイタルビジットってなに?NICUを見学してみた!

マタニティライフ

管理入院中(MFICU)の一日のスケジュール(33w前半)

MFICUでの管理入院は最長14日間という案内を受けていたのですが、MFICUでの治療が必要で病床数に空きがある場合には、そのまま継続してMFICUに入院できるらしく、私は入院してから20日目までMFICUで過ごしていました。MFICUでの管理入院中の一日のスケジュールは、これまでと同様、毎日同じルーティーンです。

【一日のスケジュール(MFICU)】

06時00分 起床

06時30分 動脈血酸素飽和度測定、胎児心音の確認

08時00分 朝食

09時00分 点滴チェック

09時30分 診察(内診で子宮頚管長を測定、破水防止のミラクリッド膣錠の挿入)

10時00分 NST(約40分〜1時間半くらい)

12時00分 昼食

14時00分 シャワーまたは清拭

15時00分 点滴交換

17時00分 点滴チェック

17時50分 検温、血圧測定、胎児心音の確認

18時30分 夕食

21時00分 消灯

※その他、週に一回だけあるもの。

・妊婦健診(採尿、体重測定、子宮底長測定)

・経腹エコー(一番のお楽しみ!)

・血液検査(点滴による副作用、貧血等の確認)

管理入院中(一般病棟)の一日のスケジュール(33w後半)

MFICUに入院してから20日目の午後、医師が病室に来て「今から救急搬送されてくる方がいます。MFICUが今すべて埋まっていて、○○さんは状態も安定しているので、一般病棟に移っていただけますか。」と伝えられました。病室移動のための荷物まとめをして、20分くらいで移動開始。移動中に救急搬送されてきたと思われる妊婦さんが上がっていらして、診察室に入られるところでした。どうか無事に出産されますように!!!

という形で、突然始まった私の一般病棟生活。なお、普通に前もって「明日から一般病棟に移動です。」となるケースが多いようです。

一般病棟でのスケジュールはだいたい以下のとおりです。

【一日のスケジュール(一般病棟)】

06時00分 起床

07時00分 動脈血酸素飽和度測定

07時40分 朝食

09時00分 検温、血圧測定

10時20分 診察(内診で子宮頚管長を測定、破水防止のミラクリッド膣錠の挿入)

12時00分 昼食

13時50分 NST(約40分くらい)

15時00分 点滴交換、点滴チェック

15時30分 シャワーまたは清拭

17時30分 検温、血圧測定、胎児心音確認

18時00分 夕食

21時00分 消灯

※一般病棟でも土日問わず毎日診察がありました。

※ドップラーでの胎児心音の確認が、一般病棟では朝は行われず、夕方のみになりました。

※一般病棟では、朝の点滴チェック(看護師2名によるダブルチェック)がなくなり、午後の点滴交換時に行う点滴チェックのみになりました。

※一般病棟でもNSTは基本的に午前中とのことでしたが、おそらく機械の台数の都合上か、午後にNSTが行われることもあるようになりました。

※MFICUでは、基本的に夕方のみだった(たまに朝も行っていましたが)検温・血圧測定が、一般病棟では朝と夕方の2回になりました。

※食事が運ばれるのが一般病棟のほうがMFICUより先の順番のようで、一般病棟では20-30分早く食事が提供されるようになりました。その時間分、料理が温かく嬉しかったです。

子宮頚管長の推移

33wの子宮頚管長は毎日だいたい1cmくらい。もう伸びる気配はありません…。医師からも、毎日「大きな変化はなく保っているので、このまま日数を稼ぎましょう。」と言われて、おとなしく過ごす日々でした。

プレネイタルビジット・出生前訪問

プレネイタルビジットとは…

新生児科医師が在胎週数(出生児の状態)に応じて予測されること、必要な治療などの医学的説明を行います。

愛育病院「プレネイタルビジット・出生前訪問のご案内」

出生前訪問とは…

NICUの看護スタッフが、NICUの環境や出生後の赤ちゃんに行われる看護について説明します。NICUの看護はご両親とともに進めていきますので、看護師とともに両親にどのような育児参加をしていただけるかのお話もします。

愛育病院「プレネイタルビジット・出生前訪問のご案内」

MFICUの看護師さんから、プレネイタルビジットのお話をいただいたときには、実は一度お断りしました。NICUに赤ちゃんが入院することになった場合には、そのときの状況に応じてきちんと新生児科の医師やNICUの看護師さんから説明いただけるとのことだったので、事前にNICUの話を聞いても不安な気持ちになるだけ…と思ったのです。

しかし、ネットや書籍で調べた情報だけをもとに、見えない不安、予想できない不安を抱いているよりは、せっかく管理入院しているからこそ恵まれたこの機会に、事前にきちんと説明を受けておこうと考え直しました。

結果として、プレネイタルビジット・出生前訪問を受けて良かったです!

プレネイタルビジットでは、新生児科の部長さんが直々に病室までいらしてくださり、約20分程かけて、33-34週で産まれた場合、35週で産まれた場合、36週で産まれた場合の予想ケースを説明してくださいました。

私のお腹の双子ちゃんたちの現在の体重も踏まえてご説明くださり、産科のみならず出産前から新生児科の先生も連携してくださっているんだなぁと、とても安心感を覚えました。

NICUでの治療が必要になっても、きっとここ(愛育病院)なら大丈夫!と感じられて、見えない不安よりも、もし今すぐ出産となった場合でも何とかしていただけるだろう(もちろんリスクの説明もありましたが)、という前向きな気持ちが強くなりました。

出生前訪問でも、NICU担当の看護師さんから、丁寧にNICUの様子を教えていただけました。NICUでも赤ちゃんの状態が落ち着いてきたら、沐浴なども少しずつできるようになるそうです。

「愛育NICU卒業アルバム」という、NICUを卒業された赤ちゃんのご両親の体験談や赤ちゃんの写真を集めたものも見せていただき、NICUでの赤ちゃんたちの入院生活や、親としてできること(主なミッションは母乳デリバリー!)のイメージが湧きました。特に同じ双子、同じ週数くらいの方のものはとても参考になりました。

今産まれちゃったらどうしよう…赤ちゃんたちどうなるんだろう…と、毎日漠然とした不安な気持ちを抱いて過ごしていたので、プレネイタルビジット・出生前訪問を受けて良かったです。

なお、私の管理入院中はコロナのため、面会一切禁止となっています。プレネイタルビジット・出生前訪問のときには、夫との電話をスピーカー繋いで、リアルタイムで夫にも医師や看護師さんのお話を聞いてもらうことができました。

NICU・GCU見学

出生前訪問の終わりがけに、NICU担当の看護師さんが「NICU実際に見てみる!?」と。MFICUの看護師さんから、私の安静度を踏まえてNICUに行くことの許可を得て、NICUと隣のGCUに行ってきました!

違うフロアに行くなんて、エレベーターに乗るなんて、いつぶり!!?外の空気を感じる気がする!!なんてテンション上がりながら、NICU・GCUを見学しに行きました。

愛育病院では、GCUを通り抜けると、NICUの部屋がさらにあります。テレビドラマで見たようなNICUよりも明るい印象のお部屋で、看護師さんたちの明るい声も響いていました。良い意味で重くシリアスな雰囲気はなくて、頑張って赤ちゃん成長しようね!というポジティブなオーラが部屋を包んでいました。

NICUに赤ちゃんが入院しても、暗い気持ちにならずに、赤ちゃんと頑張れそうって思うことができました。

NICUの保育器を卒業すると、GCUの入院となり、その後退院となります。

なお、双子の場合は、二人の状況に差があることがありますが、愛育病院の場合には、ゆっくりな双子ちゃんの一人の退院に合わせて、もう一人も退院となるそうで、双子は二人同時退院になるとのことです。一人だけ退院すると、その子のお世話でママがNICUまで外出しに来られなくなってしまう等の理由があるそうです。


管理入院3週間目は以上です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました